昨年に続き今年も5月末よりウィーン旅行をしてきました!
オーストリア航空のCクラス(ANAマイルを使用しての特典航空券)でNRT-VIE往復直行便利用です。
旅程は昨年よりちょうど1週間遅れ、現地滞在は1日プラスして5泊。
昨年はお天気にあまり恵まれなかったのが心残りで帰国後も現地のお天気チェックをしていたところ、わたしが去ったあとは晴天続きだったんですよね。
だからというわけでもないけど(ウィーン・フィルの公演日に合わせるのが最優先だから)、昨年のお天気を参考にし去年と1週ずらした今年のウィーン滞在時の天候はというと…晴天には恵まれたもののひたすら暑すぎました!笑
そんな今回の旅は、嬉しいことに2年連続で行くことができたためまだお腹いっぱい気味の煌びやかな宮殿関係はスルーし、去年できなかったゆったりのんびり街歩きや(暑かったけど)カフェ巡りを重点的に♪
写真撮影にムラがあり(撮ってない箇所多数…)、全行程・訪問した全エリアを記事にするのは諦め、まずは今回の全旅程を振り返ってみました。
この中から個別に記事にしていくものもありますが、2度目のウィーンmoonbowバージョン(笑)ダイジェストってことで進めていきますね(なんか大層なこと言っておきながら、ただここ行ってあそこ行った…ってだけです、はい汗
- 観光 1日目は片道2時間半のザルツブルクへ
- 2日目はショピングののちオペラ座ガイドツアーからのフォルクスオーパー『魔笛』鑑賞
- 3日目はウィーン・フィルの定期演奏会
- 4日目はシェーンブルン宮殿へ~でも宮殿へは入らずアプフェルシュトゥルーデルの実演ショーへ
- 最終日は14時にホテルを出ればOK!最後に出かけたのは…
観光 1日目は片道2時間半のザルツブルクへ
ウィーン到着日はホテル着が19時(最初の3泊はリッツ・カールトン)。
その日はおとなしく休み、翌日の観光初日はいきなりの遠足を組み込みました。
さて当日です!ザルツブルクへと向かう列車に乗るため、リッツより徒歩10分程度のウィーン・ミッテ駅を目指すのですが、ヨハンシュトラウス像で有名な市立公園を突っ切って向かうというルート。
早朝(5時台)のため、日中は往来の激しいリンク(環状道路)も車はまばら、そして歩道も人っ子ゼロ。
余談ですが、今回のウィーンでは、その後数カ所にてこの【独り占め状態】が何度か起こりました♪
公園内もやっとお手入れの方々の出勤が始まろうというところで、ジョギングやヨガをする市民の姿もゼロ。独り占めで気持ち良くお散歩がてらの移動です。
ということで、ザルツブルクへの移動や観光については別記事を予定しています♪
5時台の列車で出発し、ウィーンに戻ってきたのは22時台。1日よーく遊びました。
※ミラベル庭園よりホーエンザルツブルク城を
【追記】ザルツブルクの記事書きました!!
ウィーンからザルツブルクの最安移動と必須ザルツブルクカードについて~観光はウンタースベルク山を推したい! - アラフィフ主婦、陸マイラーを目指す
ザルツブルクでしか買えない元祖モーツァルトクーゲルの『Furst フュルスト』・絶景カフェレストラン『M32』【ザルツブルクのカフェとお買い物】 - アラフィフ主婦、陸マイラーを目指す
2日目はショピングののちオペラ座ガイドツアーからのフォルクスオーパー『魔笛』鑑賞
2日目スタート!この日は11時オープンのカフェに行きたいので、朝食はバナナで終了!
そしてまず向かうはヴォティーフ教会。
去年は遠目でしか見られず、でも結局今回も開放時間は10時からというのを承知の上その時間前に伺ったので、間近で外観を拝んだというだけにとどまりました。
また、現在改装工事も行われています。
https://www.votivkirche.at/
次に向かったのはこれまた昨年のリベンジ!
去年は詰め詰めスケジュールで公園でのんびり~なんてことも出来ず、そしてお天気もいまいちだったため立ち寄らずだったフォルクスガルテンへと。
想像していたほど薔薇まみれなわけではなかったけれど、一歩敷地内に足を踏み入れた途端プワ~ンと薔薇の香りが立ち込めていました。うっとり。
しばらくベンチで薔薇を眺めてまったり。
そしてヘルデンプラッツを通り抜け、これまた昨年は拝めなかった大定番のモーツアルト象、こちらをパシャリ。
そのまま徒歩にて次はセセッション Secession ウィーン分離派に到着。
入り口には『時代には芸術を、芸術には自由を』というセセッションのモットーが掲げられています。
建物上部の金色オブジェは通称『金のキャベツ』。
現在、東京都美術館で『クリムト展』が開催中で(7月10日まで)、そちらにて『ベートーヴェン・フリーズ』の複製が展示されていますが、その原壁画がこちらセセッションにあるんです。
フラッシュNGですが撮影OK。
ベートーヴェン・フリーズは第九をテーマとしたクリムト作の壁画で、セセッションでは見上げる形での展示のため間近で見ることは叶わずずっと上を向く形で首も疲れます…皆さん苦労しつつ鑑賞。
ですが複製は目線のまま見られる高さに展示されているとのことなので、また細かい装飾までもチェックできるであろうなら会期中に是非伺おうと思っているところです。
ちなみに、『クリムト展』のサイトにセセッションでの展示CG動画がありますよ!
klimt2019.jp
セセッションをあとにし、やっと朝食ですー。
向かうはゲルストナー Gerstner k.u.k.Hofzuckerbacker。オペラ座の向かいにある立地抜群の王室御用達の名を冠したショップ。
オペラ座のケータリングもこちらのものなんですよね。
ゲルストナー自体は10時オープンなのですが、わたしが目指したのは11時オープンの3階(2階表記)のエリア。
キンキラリンのスペースなんです♪また別記事書きますね!
※追記:書きました!
ウィーンのお土産の定番とおすすめ・お買い物メモ~ゲルストナーのバッグ・フェイラーのハンカチ・やっぱり外せないマンナーのウエハースなど - アラフィフ主婦、陸マイラーを目指す
そのあとは、国立オペラ座のガイドツアーに参加。
今回オペラ座とフォルクスオーパーとの公演日が重なり熟考した結果、フォルクスオーパーのほうに行ったためオペラ座での鑑賞はしなかった・できなかったんですよね…。
そこで、ガイドツアーの日本語ツアー開催日が滞在中に予定されていたため(事前に問い合わせた)こちらに参加。ガイドさんのお話も面白く興味深く充実した時間となりました。
それにしてもこの日の日本語ツアーが大盛況で!!何十名参加だったのか…数え切れず。
また前述のフォルクスオーパーの『魔笛』と悩みに悩んだオペラ座の演目は『マノン』だったのですが、ガイドツアーのこの日はまさにその公演前の舞台チェックの最中で、『マノン』の舞台セットを拝めました♪
夜『魔笛』を観る前には、カフェ インペリアルにてウィーナーシュニッツェルを。
昨年予定しておきながら胃袋問題で断念したため、こちらもリベンジ!!
そしてこの日のメインであるフォルクスオーパーの『魔笛』、それはそれは楽しく、アドリブは残念ながら言葉がわからずだけど観客(と楽団の皆さん)の大爆笑につられたり。
3人の童子の歌声も、透き通るようなとはまさに!の素敵な歌声でした~♪本当に素晴らしかったー!
お席は3階の最前列、舞台を少し見下ろすかたちとなるものの、セットの様子(裏方含)がよく見えこれはこれで良席だな~と満足です♪
オンラインにてチケット発売時にはすでに半分以上は埋まっていたため上から3番目のカテゴリーで押さえましたが、アリ!でしたね。
3日目はウィーン・フィルの定期演奏会
この日はカフェ・ザッハーにて朝食を。
そして旅程中一番楽しみにしていた楽友協会 黄金の間でのウィーン・フィルです!
昨年は立ち見でしたが今年はちゃんとお席がありました笑。
楽友協会でのウィーン・フィル、そしてオペラ座やフォルクスオーパーについて、またチケットの取り方などは昨年記事にしているので、そういった情報をお探しの方はよろしければご覧くださいね。
ウィーン・フィル、また聴きたいなあ。わたしは基本オーケストラが好きなので、オペラよりオケに集中したいほうかもしれません。というのを再認識。
そのあとはリッツ・カールトンをチェックアウトし、お次の宿泊先のブリストルへと移動しました。
ちょっとアップグレードしていただけるみたいで、でも30分待ってと言われたため先に予定をこなします♪
ってことでカフェ・ティローラーホーフ Cafe Tirolerhofへと。
こちらではアプフェルシュトゥルーデルがお目当て。美味しかったー!(カフェ関連は別記事予定)
そのあとはアルベルティーナ美術館へと。
美術館はやっぱり覗きたいなあと、去年はこちらと美術史美術館とどちらも伺ったけど、今回は移動の楽だったアルベルティーナを再訪。
アルベルティーナの階段~伺ったときはヴァルトミュラーのバラ。
リヒテンシュタイン公の美術コレクションを集めた『ルーベンスからマカルトまで』の特別展に間に合ってラッキーでした。6月10日で終了…。
閉館に近い時間帯で、日曜日だったにも関わらず人も少なくて。
そもそも大混雑で~なんてことのない美術館ですが、更にストレスフリーで鑑賞でき本当に幸せでした。
そんな余韻に浸りつつも夕飯をいただかねばとカフェ・フラウエンフーバー Cafe Frauenhuberへと向かいます。
ガラガラ?このとき19時過ぎですが、皆さん食事が遅いのかしら…20時くらいから混みはじめてきました。
ココに限らずどちらのカフェでもまずテラスから埋まっていくんですよね…真昼間の30℃近い暑さだとしても!まあ、おかげでわたしは空いてる店内でお席選び放題ってことに恵まれましたが~。
4日目はシェーンブルン宮殿へ~でも宮殿へは入らずアプフェルシュトゥルーデルの実演ショーへ
ああ観光最終日です…。
予定としては、この日の朝食は宿泊先であるブリストルのラウンジでいただくつもりだったのですが…旅の疲れか胃袋の疲れか食欲があまりなく、ホテル1階の路面部分にあるカットフルーツやスムージーのスタンドでスイカといちごを食べておしまい。
そのまま向かったのはホーフブルク王宮です。
宮殿やシシィミュージアムは去年見たのでスルーするとして、銀器コレクションだけ再度きちんと音声付きで見学したくて(コレは去年から宣言!笑)。
チケットと見学の構造上コレだけってわけにもいかず、一応他の展示も流し見してきましたが。
『銀器コレクション』、銀製品そのものは戦時中多くを失っているため(溶かしてコインや他のものへと姿をかえたりというのを含め)展示は多数には及ばず、それでも銀製品に限らずですが陶磁器もカトラリー類も当時のものを今こうやって時を経てまとめて目にできるのは、その後ろにドレス姿が見えてくる気がするほど。
音声のメモを取りつつ詳細レポをしようと思っていたけれど、撃沈…。
銀器コレクションはあとに控えているシシィや宮殿のコーナーのついでみたいに思われがちだし、実際皆さん足早にココは通り過ぎていく印象。わたしは逆でこのコーナーが一番興味深い。
レポはできないけれど、満足満足です♪
そんなこんなでお昼の時間。
ランチはカフェ・ディグラス Cafe Diglasにて。
ディグラスはシュテファン大聖堂のすぐ近く。
そのシュテファン大聖堂ではちょうどお祭りなのか出店など賑やかなのが去年と違ったところ。
こんな回転木馬なんかも設置されてました。
一旦ホテルへ戻り荷物を置いて、次に向かったのはシェーンブルン宮殿です。
ーが、宮殿内へは一歩も入らず、今回の目的は別にあったためそのお時間までお庭を散策♪
が、暑い、暑すぎる~。
でシェーンブルンまで来た肝心の目的は何かというと、カフェ・レジデンツ Cafe Residentzにて行われている『アプフェルシュトゥルーデルの実演ショー』!
こちらは別記事を予定しています。
※追記:書きました!
【ウィーン 観光】シェーンブルン宮殿へ行くならアプフェルシュトゥルーデルの実演ショーもおススメ!~カフェ・レジデンツ CAFE RESIDENTZにて開催 - アラフィフ主婦、陸マイラーを目指す
そして旧市街まで戻り、暑くてたまらないよねーこんなときはアイスに限る♪と、近くのジェラート屋へと向かいました。
Ferrari Gelatoです。
新しめのお店のようですが一気に人気が出たらしく、わたしはすんなり買えたもののその後行列に。
今回ピスタチオとチョコレートをカップで。これはMサイズです。
メニューはドイツ語表記だから、戸惑っているお客さんに店員さんが「コレは英語だと○○」とひとつひとつ説明されてたんだけど、【MATCHA】は【マッチャ】に耳ダンボ笑。抹茶は世界共通語ですよね。
翌日もう1回食べて帰ろうかなあと寄ってみたらやっぱ混んでた…。
最終日は14時にホテルを出ればOK!最後に出かけたのは…
ついにウィーンを後にする日…14時まで時間はある!さてまずは朝食へ。
朝食はハイナー k.u.k.Cafe-Konditorei L.Heiner へ!
2階で朝食をいただいたあとは1階のショップにて、ザッハトルテとクグロフとを購入。機内持ち込みで大事に抱えて帰りました♪
カフェ関連は別記事にするのでとっとと進め、最後の最後に寄ったのが音楽の家です。
※カフェ記事書きました!
【ウィーンのカフェ】カフェ・ザッハーとハイナーで朝食を~ティローラーホーフ・ゲルストナー・フラウエンフーバー・ディグラス - アラフィフ主婦、陸マイラーを目指す
5階建ての宮殿を利用した博物館(でいいのかな?)で、なんともユニークなラインナップ!ウィーンにまつわる作曲家音楽家、そしてウィーンフィルに関する展示など。
施設内は涼しいので街歩きの暑さにやられたらココに駆け込むのもいいかも?でも見応えバッチリで余計に疲れちゃうかも…?笑
こちら予想外に楽しすぎたのでこれもまた改めてご紹介したいのですが、施設のしょっぱなだけちょっと予告がてら。
チケットブースからまず進むと、その先の階段が一部音階になってるんですよ♪是非ともフレーズを奏でてみましょう!
22時まで開いてるし、体験型コーナーもいくつかあっておススメです!
そんなスケジュールをこなす中、途中暑すぎて疲れたら何度かこちらにお邪魔もしました。
アウグスティーナ教会です。
豪華な見事な教会がウィーンにはいくつもあるけれど、わたしはスッキリと凛とした美しさのあるこの教会が好きなんですよね。
ちなみにめちゃくちゃ涼しいので外に出たくなくなるのが難点(冷房ガンガンなのかな?)。
以上、ダラダラと書いてみましたが最後までお読みくださりありがとうございます☆
この合間にちょこちょこお買い物挟んだりもしまして、そんなお買い物(お土産)記事も書きたいと思っています。
※お買い物記事書きました!!
ウィーンのお土産の定番とおすすめ・お買い物メモ~ゲルストナーのバッグ・フェイラーのハンカチ・やっぱり外せないマンナーのウエハースなど - アラフィフ主婦、陸マイラーを目指す
ウィーンへは来年もまた行きたいと思いつつ、来年は別のトコ行きを発券したばかり。変更しちゃおうかな??と真剣に考えたけれども、ウィーンへはいつかひと月くらいゆっくり訪れるのを目標に、計画をあたためたいと思います!
【関連記事 昨年の1日ずつを追った記事はこちら】