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【ウィーン 観光】シェーンブルン宮殿へ行くならアプフェルシュトゥルーデルの実演ショーもおススメ!~カフェ・レジデンツ CAFE RESIDENTZにて開催

今回のウィーン旅行では、昨年宮殿関連の見学は済ませたためそのあたりはスルー。
ですが、シェーンブルン宮殿へは足を踏み入れてきました!別の目的をもって♪

ウィーン観光の目玉のシェーンブルン宮殿

シェーンブルン宮殿は、かつてハプスブルク家の夏の離宮でした。
マリアテレジアイエローの外観と豪華なお部屋の数々(1441部屋!見学できるのは全室ではないけど)、そして広大な美しいお庭に現存する世界最古の動物園などなどみどころたくさんで、ウィーンにおいての観光としても一番メジャーと思われます。

昨年はわたしも内部へお邪魔しました。

moonbow5.hatenablog.com



シェーンブルン宮殿内部も見学するとなると入場チケットが必要となりますが、何しろ一番人気の観光名所ゆえチケット購入だけでも行列がすごいといいます。


そこで予め

  • 日時指定必須の公式サイトでのチケット購入(シシィチケットではない、単独のツアーなど)
  • シェーンブルン宮殿とホーフブルク宮殿との共通チケット【シシィチケット】の購入


をすることで優先入場ができるので、行かれる予定であればこのどちらかで検討されたほうがよいと思います。


これらはネットで購入可なのですが、わたしは昨年ホーフブルク宮殿に先に伺うことでこのシシィチケットをそちらで窓口購入し(ホーフブルクのチケット売り場はそう混雑していないから)、シェーンブルンはそのまま入場できました。


ーと、シシィチケットは日時指定せずともいつでも利用可となるので、行列回避のための日時指定必須の単独ツアーよりもおススメではありますが、宮殿の煌びやかなな世界はどちらかひとつでもいいやーってなるかも?というのも感想としてはあります笑。


でも初ウィーンだったらやっぱりどちらも気になるし行ってよかったなーって思います♪


そんなシェーンブルン宮殿のオンラインチケットはこちらからー

www.imperialtickets.com



さて、今回宮殿以外の目的で訪れたシェーンブルン宮殿ですが、その目的というのがアプフェルシュトゥルーデルの実演ショーです。

アプフェルシュトゥルーデルの作り方を実演込みで説明しつつ進行するといったショーとなります。




アプフェルシュトゥルーデルとは


アプフェルシュトゥルーデルとは、簡単にいうとオーストリア版アップルパイといったところ。
厳密にはパイ生地ではないのですが、一般的なアップルパイのようなフィリングを、弾力ある生地で巻いてカットしたものになります。


今回のウィーン旅行ではザッハトルテはいただかずに、アプフェルシュトゥルーデルを攻めてみました。



訪れる前から計画していた今回のアプフェルシュトゥルーデルの食べ比べですが、期せずしてオーストリア航空往路の機内でもいただくことができました☆すごい!笑




そして一番気に入ったカフェ・ティローラーホーフのもの。




ハイナーのは持ち帰りでホテルでいただきました。




【ウィーンのカフェ】カフェ・ザッハーとハイナーで朝食を~ティローラーホーフ・ゲルストナー・フラウエンフーバー・ディグラス - アラフィフ主婦、陸マイラーを目指す



実演ショーはCafe Residenzにて


さて、アプフェルシュトゥルーデルの実演ショーの会場は、Cafe Residenz カフェ・レジデンツです。



シェーンブルン宮殿敷地内にはいくつかカフェやレストランもありカフェ・レジデンツもその内のひとつなのですが、正門から入り宮殿に向かう途中にあるため、今回のわたしのように宮殿そのものが目的でない場合とってもありがたい立地でした~。


正門から宮殿を見て左手にあたります。


赤い丸印の部分がカフェ・レジデンツ。

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宮殿や庭園の見学後の場合、⑪の場所の右手あたりにもカフェ・レジデンツ入り口はあるため、赤丸印部分まで戻らなくとも入店可能ですよ。



さて、宮殿を正面に見つつ左側から歩みを進めるとこんな看板が出ているのですぐにわかります!



そして入り口を向くとこう。入って右手の壁際にいくつかベンチがありました。




実演ショーの内容


アプフェルシュトゥルーデルショーは11時~16時まで毎時1回設けられていて、ショー自体は20分程度のもの。


今回わたしは16時開始の回に参加するべく向かい、ちょっと早く15時半過ぎに着いてしまったためしばらくベンチで待機。


事前に問い合わせした際(予約が必要なのかと勘違いして。10名以上のグループの場合予約が必要のようです)「予約は不要。10分前から並んでね」と返信に書いてあったのですがどこに並ぶのだろう…と疑問をもちつつベンチで休憩していた他の人たちの動きを注視していたところ、10分前近くなったあたりでおひとり動き始めたためついていくと、実演ショーの会場である地階へと向かう階段へとおりていかれました。

ココで並んで開始を待つんですね~。
そこでオープンまで少し並び、その方の動きについていったおかげで2番目に入場できることに。


実演ショーのメニューはこちら。


わたしはアプフェルシュトゥルーデルに飲み物付きのものにしました。11.90ユーロ
飲み物はホットチョコレートを選択。



お味見程度でいいわ~って方はミニサイズのものもあったり、それに別途ドリンクを付けたり、また観光カードのサービス内であったりもします。


入場と同時にどのメニューかオーダーしお会計も済ませ、そしてその注文したものを同時に受け取ります(アプフェルシュトゥルーデル込みで)。



お席は自由。2番目に並んでいたおかげでお席は真ん前ど真ん中をキープできました。
っていうか、1番目に並んでいたフランスからお越しの方が、「ココ一緒にどうぞ」って言ってくださって♪



ショーを待ちながらアプフェルシュトゥルーデルをいただきます♪




目の前の舞台はこんなふうにある程度もう準備も整ってるって感じ。


定員は20名ほどだと思われます。ほどよくお席も埋まりシュトゥルーデルもいただき終えたくらいでショーの担当の方登場!


英語とドイツ語とを交互に話しながらショーは進められます。


まず生地について。
シュトゥルーデル生地は、小麦粉・全卵・塩・ぬるま湯・オイルとを捏ねたもの。それを更にオイルに浸して寝かせるようです。
そうすることで生地がぐい~んと伸びるんだとか。


すでに寝かせてあった生地を薄~く伸ばす様を実演してくださいます!


麺棒である程度まで生地をのばしたら、続きは手で振り回します。



よくピザ屋さんのやっている空中に投げ飛ばすような、ああいった一場面も!




あっという間に薄~くのびていくのが見てとれますねー。



のびて薄くなった生地を台に乗せると、弾力があるからこんなふうに膨らみができるんですね。


しかもポンポンと軽く叩くくらいじゃあつぶれない!



シュトゥルーデル生地は、『生地の下に新聞紙を置いても読めるくらいまで薄~くする』のが鉄則のようで、実際こんな感じでした。うん、読めそう!


リンゴ・ケーキクラム・シナモンシュガー・レーズン・レモン汁で構成されたフィリングを、これでもかーというほど盛り盛りに。


そして巻いていきます!


生地には触れぬよう布をもちあげてくるんと回転させ巻く感じ。一瞬でした!




生地の端っこはフィリングがはみ出さないよう、くるんとひねってちょっきん。



そして表面に溶かしバターを塗って、あとはオーブンとなります。
このバター塗り塗り作業は、お客さんに指名がかかります。

今回は男性が指名されてました。
指名された男性もノリノリで(笑)上手に慣れた手つきでされていて(自宅でもお料理してるからね~とかなんとかおっしゃってました笑)みんなで拍手☆

これにて終了ー。



流れ的にはこのあと実食だとよりよいですよね(もちろん焼き立てはかなわぬとも)。


そうそう!最後にレシピをいただけ、「でも皆さんはもっと簡単に作れるようにフィリング売ってるからね♪」との宣伝もありました笑。
缶詰で結構な重量だったのでスルーしちゃったけど、1個くらい買えばよかったですかね…。こんな後悔多いなー。


あとお帽子やミトンなどの販売も。



20分程度という時間もよいし、お茶する感覚で参加でき、またちょっと変わったプログラムをこなすのも旅の思い出として有効かなあと思います♪おススメ☆



宮殿見学スルーだとしてもお庭散策も楽しいので、外観だけ記念に撮影したらアプフェルシュトゥルーデルのショーとぶらり周辺散歩ってことであればチケットも不要ですしね。


今回は暑すぎたので宮殿の裏のほんの少ししかお散歩していませんが、こんな感じでした。




楽しかったアプフェルシュトゥルーデルの実演ショー、こちらはただの観客として気軽に気楽に参加できるプログラムですが、もっと本格的に踏み込みたいって方は『ベーキングコース』なるものもあるようですよ。

詳しくはこちらで!
www.cafe-residenz.at



シェーンブルン宮殿へのアクセスと地下鉄工事による注意点


シェーンブルン宮殿は地図で見ると旧市街からちょっと離れてるし不便な気もするようで、でも実はアクセスよくって国立オペラ座のあたりのKarlsplatz カールスプラッツ駅から地下鉄1本で10分ほど。



もちろんどこを起点にシェーンブルン宮殿を目指すかにもよりますが、一般的なアクセス方法として↑のKarlsplatz カールスプラッツから地下鉄U4Schönbrunn駅を目指すのがガイドブックなどでも書かれているアクセス方法となります。


なのですが、現在工事中につき2019年9月1日までU4の区間一部が閉鎖となっているのでこの行き方は使えません…ご注意くださいね。


こちらに詳しくあります!↓

www.schoenbrunn.at


その期間だとU3かU6を利用し、そのあとメトロかバスになる…って感じですね。



今回は宮殿スルーという贅沢な(?)シェーンブルン訪問でしたが、時間が許せばもっとお庭散策もしたいし丘の上のグロリエッテからの景色も楽しみたいし、動物園でパンダにも会いたいし…と欲求だらけですが、アプフェルシュトゥルーデルショーがクリアでき満足です!

ただ、ホイップかバニラソースが添えてあれば尚よいのにな~なんていう甘党の感想です笑。



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