アラフィフ主婦、陸マイラーを目指す

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【ウィーンのカフェ】カフェ・ザッハーとハイナーで朝食を~ティローラーホーフ・ゲルストナー・フラウエンフーバー・ディグラス

カフェ大好きmoonbowです。
そんなわたしがウィーンへ行こうものなら、どれだけ滞在日数があってもまわりきれない…それくらいウィーンの街はカフェだらけ。

そこで去年行った際の実績と抱負とを記事にもしてみました。


moonbow5.hatenablog.com



さて、今回はどれだけまわれたのでしょうか…。

カフェ・ザッハーで朝食を


昨年は滞在ホテルのクラブラウンジで朝食のとれてしまう日があったため、カフェで朝食はいただいていなかったので今回はまず朝食で行きたいトコから計画をたててみました。


まずカフェ・ザッハー
言わずと知れた名門ザッハーホテルのカフェ部門。

こちらでは前回ザッハトルテをいただきました。ザッハーは混むので朝イチで訪問、朝食にザッハトルテ♪

moonbow5.hatenablog.com


が、今年はもうザッハトルテはいいかなーと、でも素敵な朝食セットがあると知り今回はそれを求めてー。


ちょっと離れたトコからザッハーホテルを。こちらの画像では確認しづらいですが、カフェの入り口は左寄り。
国旗の部分がホテルザッハーの入り口ですね、カフェはその左側です。


8時オープンのところカフェ到着は9時前くらいだったでしょうか。すぐに通していただけたものの、ギリギリってところ。
といっても、朝のうちはカフェ内の全スペースは解放していないだけなので全スペース満席というわけではありません。

でも解放されてるスペースでお写真撮ろうものなら人様が入りまくる…そんな感じです。よって天井付近しか撮れなくって。


また、今回はまあまあ予定通り計画通りカフェ巡りはクリアできたのですが、何がどうしてそうなったのか?オーダーでの失敗が相次ぎ…涙。
こちらカフェザッハーにおいても然り…。


まず、カフェ・ザッハーの朝食メニューはこちら。


わたしはレビュー欄の投稿写真で見かけた3段トレイで供される朝食セットをオーダーしようと決めてました☆
その該当メニューは左下の【Breakfast Sacher Style】35ユーロであることはチェック済みだったのでオーダーする気満々だったのに…。

突如「サーモン食べたくないな…」と思ってしまって(普段から大のサーモン好きなのに!自分のことながらまったく意味不明です!)、オーダーで口をついて出てきたのは右上の【Breakfast Viennese Style】。



そして運ばれてきたのがこちらですー。


ドリンクはメランジェに。



いや、美味しかったんですよ!
でもあれだけ計画(?)してたのは一体??



ちょっと自己嫌悪に陥りながらも食事を終え(パンは1個しか食べず。よってジャムなどの小瓶には一切手を付けずにいたら、ちゃんとお土産として持たせてくださいました)、店員さんや隣に居合わせたサンフランシスコからの観光客二人組さんとちょっと楽しくやり取りしたら気が晴れました~笑。


で、ちょっと他のお客さまのオーダーなど観察した結果、わたしが当初オーダーしようと思っていたメニューが3段なのは間違いないのですが、その他の朝食メニューであっても、例えば二人以上などでの来店の場合はテーブルのスペースの問題で3段トレイで提供されてる事実に直面!

本来、アフタヌーンティーなどもそうだけどスペース問題としてあのスタイルがあるわけだし、そっかそっかと一人納得したのでした…。



ところでこの朝食セットに付いてくるケーキ、一見ミニザッハトルテのようですが形が丸いですよね?
それにメニューをちゃんと見てみるとPunschDessertとなっています。コレはリキュール『プンシュ』入りのケーキなんですね。


このパターンはザッハーに限らず他のケーキ店などでもそうなのですが、大きな丸いザッハトルテではなく一切れサイズのザッハトルテとして売られているものには【丸】と【四角】とあるのに気付くと思うのだけど、通常のザッハトルテを求めるのであれば【四角】いほうになります。【丸】はリキュール入りです!



夏限定なのか?ザッハーのショップ(ケルントナー通りに面している)の前には簡易カフェコーナーもあって、ちゃんとザッハーラッピングなテーブルで可愛かったです♪


カフェ・ザッハー 営業時間 8:00~0:00
今回オーダーしたメニュー Breakfast Viennese Style 26ユーロ

わたしの訪問時には未対応でしたが、現在はネット予約可能なようです。
www.sacher.com

※追記:2023年には、ザッハーはザッハーでもホテル内部の朝食に伺ってきましたよ♪



ハイナーで朝食を


次はハイナー k.u.k.Cafe-konditorei L.Heiner
。王室御用達の菓子店です。1840年創業の歴史あるお店。


今回は便利なケルントナー通りの店舗へとお邪魔しましたが、Wollzeileにもお店がありそちらが創業時のお店なのと、ケルントナー通りよりは混雑は少ないかも?


そう間口は広くなく、1階そのものもテーブルが2つ程度、一応お茶もできそうではありますがショーケースのすぐそばということもあって落ち着かないだろうなあ…きっと常連さんがサクっと寄っていかれるのでしょうね。


ってことで、そのまま2階のカフェへと向かいました。
開店の8時半にホテルを出たのでまだオープンして10分も経っていないくらいですが、先客は2~3組いらしたかな。


どこでも座ってよいとなると、ついつい端っことか寂しい場所を選んでしまうわたしの今回のお席からの眺めはこちら。



古くてとりたててオシャレだとかそういった類のお店ではないけど、きちんと保たれてる、そんな印象を受けましたよ。好印象♪


朝食メニューは3種類あって、ざっくりと

  • フルーツ添えヨーグルトとジュースがフレッシュジュースがオレンジのみじゃなく林檎と人参がプラスされたもの
  • 卵料理はスクランブル
  • 卵料理はオムレツ

が異なる部分で、わたしはスクランブルエッグのものにしました。


好印象としてお店の方の働きっぷりもあります!
めちゃくちゃ観察していたわけではないけれど、それでもテキパキと確実にこなしていく…とっても気持ちの良いものでした~。
また、こちらのお店の店員さんは女性ばかりでした(ウィーンで伺ったカフェの中では珍しい)。


ショーケースにケーキが次から次へと補充されていく様を楽しく眺めてるところへ運ばれてきたのがこちら♪

ハイナーオリジナルの食器が可愛い!


トマトやラディッシュのボリュームがすごいのだけど笑


パン(カイザーゼンメルに似てるけどそうではない…何だったのかな?)は半分にカットされて出てきたので、ハムやチーズを挟んでいただいたら何この美味しさ☆
なんてことのないシンプルなパンなのに、絶妙な硬さと噛みごたえでなんとも美味しかった。
卵はバッチリすぎるほど火が通りまくってましたが…笑


提供スタイルに心躍るだけで内容としてはなんの変哲もない朝食ですが(パン美味しかったけど)満足満足~♪とお会計を済ませたら、1階でお買い物もついでにして帰るとします(この日は復路搭乗日)。


ケーキもいろいろいただこうと思うならやっぱり朝食メニューはスルーして朝からケーキにしないと無理ですね。ケーキなら2個いけるかな。


チョコもいろいろありますよ。ハイナーは他のお店と比較すると抑え目な価格帯だと思います。



そんなハイナーではザッハトルテとクグロフ(シンプルなのがなくてポピーシードのもの)を買い、大事に手荷物として持ち帰り自宅で楽しみました。


余談だけど、ホールサイズをカットしたザッハトルテより、このようなミニサイズのほうがチョコ率が高い(コーティングが全面だし)から好きです!
ハイナーのものも、とっても美味しかったですよ♪



クグロフ、こちらも美味しかったけど、出来ればシンプルなの(マーブルとか)が欲しかったな…。また買いにいかないと!(え?



ハイナー 営業時間 8:30~19:30(日・祝は10:00~)
今回オーダーしたメニュー Pikantes Frühstück 16.10ユーロ
持ち帰ったミニザッハトルテ 2個で7.60ユーロ・クグロフ 9.50ユーロ



カフェ・ティローラーホーフでアプフェルシュトゥルーデル


お次はCafe Tirolerhof カフェ・ティローラーホーフ
アプフェルシュトゥルーデルが美味しいと評判のカフェです。


アプフェルシュトゥルーデルとは、【林檎の渦巻き】。
そのまんまですが(笑)シュトゥルーデル生地は薄-----いのが特徴で、サクサクかどうかというのはお店によって異なるようです。
これはドイツ語ですが、英語ではアップルシュトゥルーデル、ドイツ語のシュトゥルーデルがそのまんま使われているという点が面白い。


ティローラーホーフは立地もよくて観光途中にもサクっと立ち寄れてしまうものの、さほど混雑しておらず。


※今回のウィーンでは、街中で工事が目立ちました。ティローラーホーフの真ん前もまさに!



またもや端っこ席をキープ☆笑 落ち着きます~お外は見られないけど。
窓の形にきゅん♪



もうメニューは決めていたので、一応メニューに目を通したものの、それはアプフェルシュトゥルーデルに添えるホイップとカスタードのチェックのためでした。
正確なお値段失念…1ユーロ台。ホイップを選択。


さて!アプフェルシュトゥルーデル到着ーーー!!


フォークがブスっと刺されています笑。横からも見てみましょう~。



サイズもなかなかな大きさです。そして美味しい!!!

わたしはウィーンのオーストリアの正統派アプフェルシュトゥルーデルが好きとかそういったこともないので、単純に美味しいか好きかでしか判断できないけれど、ティローラーホーフのものはとっても気に入りました♪
シュトゥルーデル生地がきっと正統なタイプからするとちょっと厚めなのかも…っていう気もするけど、わたしは気にしない笑。


あと、画像からもわかるかもしれませんが、林檎が他で頂くものより火入れがしっかりされてる感じ。わたしはケーキとしていただく林檎はあまりシャキシャキしたものじゃないほうが好きなので、やっぱりティローラーホーフのは好みってことでしょうか。


すぐ近くには常に混んでいるカフェ・モーツァルトがありますが、観光地化しているし、ティローラーホーフは決して不人気なんてことはないのにゆったりできて穴場と言えるかもしれないですよね。
豪華さなどもないけれど、昔ながらのウィーンのカフェっていうのが味わえるんじゃないでしょうか。

お店の陽気なおじ様も可愛かったです!


カフェ・ティローラーホーフ 営業時間 7:00~22:00(日・祝は9:30~20:00)
今回いただいたメニュー アプフェルシュトゥルーデル(ホイップクリームをプラスしたお値段)5.90ユーロ ・メランジェ 4.40ユーロ



歴史あるカフェ・フラウエンフーバーで夕食


ウィーン最古のカフェであるFrauenhuber フラウエンフーバーへは夕食で伺いました。

ヨーロッパは夜遅くまで明るくて、わたしが伺った19時くらいはまだ皆さんお食事前なのかお店はガラガラでした(わたしがお店をあとにする頃にはテラスから埋まってた)。

どこのカフェもテラスから埋まっていくので(暑くてたまらなかった日中でさえ!)、こんなにお席選び放題な時でさえ人を避ける孤独好きなわたしは(笑)迷わず店内へとGO。その中でも片隅に陣取ります♪


フラウエンフーバーの現カフェの前身のレストラン時代には、モーツァルトやベートーヴェンが演奏をしたこともあるといいます。
そんな歴史のあるこちらのカフェ、やっぱり年季の入ってる感じ!味がありますねー。


食事をするのであればテーブルにはクロスを掛けていただけるので、そうなるとまた雰囲気変わるかもしれません。
というか、やはりわたしの訪れた時間が食事には早かったのかな…まだ準備が出来ていなかったのか不明ですが。


さて、こちらでは旬のホワイトアスパラ(シュパーゲル)を食べようと楽しみにしていました♪
メニューに見当たらなかったので訊いたところ首を振られ「ない」と言われ…ガーン。ほ、ほんとかな?わたしの言葉が通じなかっただけかしら…?


でもないと言われたなら仕方がありません。代替案も持たずにきたわたしもわたしだけど、他に何食べたいかな~と考えてもなかなか浮かばず、結局グラーシュに。
グラーシュはハンガリーからきたお料理で『牛肉のパプリカ煮』、ですが今やウィーン料理の代表的なメニューにもなっています。


でも画的にとっても地味なんですねー笑。お味は美味しかった!っていうか、このタコさんウィンナーもどきがすっごく美味しかった笑


今こうして見てみると量としては余裕で頂けそうなのに、やっぱり旅行中は食欲減退傾向は今回も健在。『頑張って』食べ切りました~今ならデザートまで余裕だろうに…。
あと、わたしはアルコールを飲まないので、食事の際の飲み物は大抵炭酸水をオーダーです。


カフェ・フラウエンフーバー 営業時間は8:00~0:00 (日祝は10:00~22:00)
いただいたメニュー グラーシュ 16.80ユーロ



活気ある明るいカフェ・ディグラスでランチ


シュテファン大聖堂の裏手にあるカフェ・ディグラスへはランチで。
こちら人気店というのに加えまさにお昼時ということでかなり賑わっていました。



ピンクの外観♪テラスはやはり大人気のためカメラを向けるのは憚られたため一瞬の撮影~(斜めの言い訳?


ディグラスのインテリアの目玉はこの照明!ちっちゃなカップがたくさんぶら下がっています。
店内の他の照明には、このカップがフォークのバージョンもあったりして。

わたしはまた端っこ席が確保できたのですが、その奥には解放されていない空間も。
十分混雑してると思ったけど、夜にはもっと賑やかになるのでしょうかね。


ディグラスは日替わりランチがお得で美味しいという評判を見ていたので、この日は何があるのかな~と渡されたメニューを見て最初に飛び込んできた『リングイネ』に決めちゃいました。
スープかデザートが付くらしく、スープにホワイトアスパラがあったので即決!


今冷静に思えばどうしてわざわざパスタ?って感じなのだけど、美味しかったのでいいですよね☆(見た目はとってもイケてないけど…




日替わりメニューはWEBでも日々公開されているので、それをチェックし気になるメニューの日に行く…なんていう地元の人のような訪問の仕方をしてみたい。

wollzeile.diglas.at
※メニューは【Herunterladen】から見られます


また、ディグラスは現金のみでした。(メニューに大きく注意書きとして記載されていました)



カフェ・ディグラス 営業時間 8:00~22:30(土日祝は9:00~22:00)
クレジットカード不可
今回いただいたメニュー 日替わりメニューのリングイネ (選べるスープ付き)13ユーロ アップルジュース 2.90ユーロ



その他まとめ


この他に

  • ザルツブルクで2店
  • 名門ホテルインペリアルのカフェ部門『カフェ・インペリアル』で昨年のリベンジということで(昨年はお腹がまったく空かなくて…)ウィーナーシュニッツェル
  • ゲルストナー

と、今回は全部で9店のカフェ巡りができました。
※加えてシェーンブルン宮殿のカフェ・レジデンツでのアプフェルシュトゥルーデル実演を入れると10店♪



ゲルストナーについてはこちらの記事にてご紹介しています。
ウィーンらしいというのとはちょっと異なるお店ですが、でも王室御用達だし異国気分味わうには最適だし立地は抜群だし、特に3階のキンキラリンなお部屋はおススメ☆

moonbow5.hatenablog.com



以上です!!
スケジュール的にはあと2店はいけたのですが…でも後半疲労感(睡魔?笑)も出てきたので無理はせず。
でもシュペール行けばよかったな…。


ウィーンのカフェと一言でいっても、観光地化しているカフェ・地元の人に長きに渡り愛されているカフェ・蝶ネクタイのウェイターが誇りを持ちつつ立ち回っているカフェ・仲間とワイワイお喋りを楽しみながら食事するカフェ・ひとりで新聞を隅々まで目を通しながら1杯のコーヒーを日課として楽しむカフェ…迎えるほうも伺うほうも様々で、まだまだほーんの一部を垣間見たにすぎませんが、今回はいろんなパターンのカフェの顔を覗けたのでオーダーの失敗(課題?)があったにしても満足です♪



今回の旅程でのクレジットカード請求明細によると1ユーロ=124円前後でした



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