わたしのウィーン旅の観光デーは3日間、その内1日はウィーン中心地からは列車で1時間という距離にあるメルク修道院へ、そしてそこからの復路はドナウ川クルーズを楽しんできました。
今回のドナウ川クルーズは客室を備えた船のものではなく(こっちの客船にも何度かすれ違いました。ながーーーーいお船でした笑)、1時間40分ほどのコースをヴァッハウ渓谷の景色を楽しみながら遊覧船を利用して観光するといったもの。
よくある観光クルーズのように見どころをぐるっと1周する類ではなくて、移動タイプ(往復するなら話は別ですが、片道利用なら出発地点には戻ってこない)です。
そして、そのヴァッハウ渓谷とはドナウ川下流地域に広がる景勝地で、36キロに及ぶ渓谷一帯がヴァッハウ渓谷の文化的景観として世界遺産に登録されています。
全長およそ3,000kmものドナウ川の中でも、ヴァッハウ渓谷はもっとも美しい景観だと言われているそうなんです。
ってことで、1日丸々要してしまうものの、メルク修道院とドナウ川クルーズとの2度オイシイ?観光へと出掛けてまいりました。
結果、大大大正解!
ウィーン近郊日帰り遠足で行ける街や都市は素敵なところばかりですが、でもどこもそれぞれ趣は違うというもののやはり似通った印象というのも否めない…。
そういう意味でもメルクとそこからのドナウ川クルーズは無二!本当におススメです☆
- ウィーン市内→メルク→ドナウ川クルーズがセットとなった【ヴァッハウコンビチケット】
- これが修道院?豪華すぎるメルク修道院
- メルクからデュルンシュタインまでドナウ川クルーズ
- メルク修道院から船着き場まで
- いざ、クルーズ出発!
- デュルンシュタイン着~クレムスまでバスにて移動
- ウィーン市内ーメルクードナウ川クルーズーウィーン市内のタイムテーブルまとめ(今回の場合)
ウィーン市内→メルク→ドナウ川クルーズがセットとなった【ヴァッハウコンビチケット】
まずこのクルーズなのですが、例えばベルトラでウィーンでのオプショナルツアーを見てみると、【クラシックコンサート】【シェーンブルン宮殿など市内観光】に次いで【ヴァッハウ渓谷ドナウ川クルーズ】が確認できる、つまりメジャーな観光メニューってところです(4月~10月までの期間限定となりますが)。
そしてそのクルーズツアーも代表的なものとして2パターンあって、ルートなど内容が異なるので単純比較はできませんが、日本語ガイドありで165ユーロ・英語のガイドで79ユーロといった具合。
※英語ガイドのほうはクルーズの区間が短いパターン、そして列車ではなくバス移動のもよう。そして日本語のほうはランチ込み
バッハウ渓谷/ドナウ川クルーズ | ウィーンの観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)
そこでわたしはどうしよう?と悩んだのですが、内容としては日本語ガイドありパターンが希望、でもお高くない???と思いいろいろ調べた結果、ツアーは申し込まず自力で行くことに!
結論からいうと59ユーロで済みました!(このあとも連日ハードな観光を計画していたので、ガイドさんと一緒だと気を遣っちゃって疲れちゃうかなあなどとも思って…。そんな心配(?)がないなら、知識豊富なガイドさんと共にまわるほうが断然よいだろうなーとは思います♪)
自力の内容はヴァッハウコンビチケットというオーストリア国鉄ÖBBが発売しているチケットを利用。
- ウィーン市内~メルク、そしてクレムス~ウィーン市内の列車チケット
- メルク修道院(ABBEY MELK)の入場チケット
- メルク~クレムスのクルーズチケット
これらがセットとなったチケットで、こちらの窓口価格が59ユーロというわけです。わたしは当日、目的の列車の始発駅であるウィーン西駅の窓口で購入しました。
↓こちらで詳細の確認ができますよ。
www.austria.info
それではここからは当日を振り返っていきますね。
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