ANAの羽田~ウィーン直行便・オーストリア航空の成田~ウィーン線での夏季デイリー運航などのニュースでウィーンが激アツですよね☆
ウィーン贔屓のmoonbowとしては嬉しい限り!
今年のウィーン旅行についての記事は一旦書き終えたものの、観光での移動方法(電車バスなど)については触れていなかったので、簡単にではありますが記しておきたいと思います。
日本との違いが大きいので知らないと混乱してしまいますが、知ってしまえばカンタン・快適♪
日帰り可能な近郊他都市への移動などは別として、ウィーン市内の観光ということであれば行動範囲も限定されるというか広範囲には及ばず、移動も手段もスイスイです。
わたしとしては見どころ・寄りどころ満載なウィーンなものでゆーったり滞在したいけれども、乗り継ぎでちょっと立ち寄ったり週末弾丸で~といった訪れかただとしてもハードルの低い、それでいて魅力は絶大、そんなウィーン。
- 各交通機関は共通のチケット
- 乗車券の種類
- 乗車券の買い方
- 乗り方(紙の乗車券の場合)
- Vienna City Card~乗り放題チケット+各種特典の付いている観光用カード
- ウィーン国際空港からウィーン市街地への移動手段
- ウィーン旅行記事まとめ
各交通機関は共通のチケット
ウィーンでは
が共通の乗車券で乗れるシステムとなっています。
一定方向であれば、トラム→バスなどと乗り換えが生じる場合でも1回分の乗車券で済みます。
地下鉄はUバーンといって、現在5系統で運行。U1~U6(今のところU5はない)が走っており、乗り場はブルーのUマークが目印となっていて地上からも見つけやすいと思います。
トラムは35の系統が、バスに至っては100近くもが市内を網羅しているそう!バスはトラムの走ってないその先へと運行しているようです。
今回わたしはホテルから徒歩圏内での観光が多く、公共交通機関は2度(っていうか2往復なので4回ですかね)しか利用してなくて、4回の内トラム1回・地下鉄3回って具合。
そんなわけで、バスについてレポできずすみません…。
地下鉄以外は多くの系統が走っていて何やら難しそう??
ですが、後述するチケットの種類と打刻の仕組みさえわかっていれば、電車の種類なんかはわからなくても、結局乗換えやルートなどはGoogleマップのお世話になるので問題ないかなあと思います笑(乱暴な意見でしょうか?)
※ウィーンにおいてGoogle mapは正常に機能していないという口コミも見たのですが、わたしは問題なかったんですよね…あまりウロウロしなかったってことなのかな
乗車券の種類
観光で利用する場合、チケットの種類としてはこのあたりかと思われます。
1回乗車券 | 2.4ユーロ |
24時間乗り放題チケット | 8ユーロ |
48時間乗り放題チケット | 14.10ユーロ |
72時間乗り放題チケット | 17.10ユーロ |
1週間乗り放題チケット | 17.10ユーロ |
※一定方向であれば、各交通機関を越えての乗り換えがあっても1回乗車券でOK
※1週間チケットは月曜日スタート~翌週月曜日午前9時まで有効。なので、何曜日スタートかによってお得度が変わってくるので注意!
6歳までのお子さんは無料。
そして15歳までなら日祝は無料。
料金は2018年に値上げになったばかりですが、今後変更もあり得ますので正確な金額はご確認くださいね。
また、観光で訪れるのであれば↑の乗車券のお世話になるくらいかなあと思われますが、月単位など他にも種類があるので、併せてこちらを↓ご覧いただければと思います。
乗車券の買い方
日本で電車やバスに乗る際に、もはや乗車券って買わなくなりましたよね…。わたしも頻度は低いものの、電車利用の際はApplePayのSuica利用。チャージもスマホで楽々ですもんね。
ウィーンにおいても、券売機・スマホアプリのどちらにも対応していますよ♪
券売機で購入
券売機で購入する場合、トラムの場合は停留所や乗り場に必ずしも券売機はなく、ない場合は車内にある券売機で購入可能(少々割高のため、以下に出てくるスマホアプリ利用がおススメ!)。
バスの場合は運転手さんに申し出るようです(バスの利用を一度もしてなくて参考にならずすみません…)。
地下鉄の場合は各駅に券売機アリ。
この券売機で○時間チケットなどの各種チケットも購入できます。
券売機の画面を撮ってみたものの、中途半端に前半しか撮っていないのですが、せっかくなので載せてみると
トップ画面から
下部のイギリス国旗を選択し英語へ変更~
①この画面でチケットの種類を選択したら(1回乗車券は左一番上・○時間チケットは左3番目をひとまず選択)
②次画面で何枚購入かの選択画面となります(○時間チケットの場合は、時間の選択も)
③そして、おそらく枚数選択の下部に
【Validate now】か【later】
とあり選択が出来るのですが、これは今この購入時に【乗車の証明である、何月何日何時何分という打刻】を
【現時点でする】か【あとで実際に乗車する際にするか】
といったもの。※後述の【乗り方】参照
選択しなければ(し忘れたら)【now】のほうになっています。
④お支払。現金・各種クレジットカードが利用できますが、券売機によって使用可能な現金(コインのみだったり紙幣もOKだったり)が異なりますが(大きな駅だとなんでもOKかも)、使用可能なモノが画面にイラストによってあわられるのでわかりやすい!
小銭がないなあって場合でも、カード使用可であれば助かりますよね。
③の補足~今回わたしは往きの切符購入時に2枚購入しておいて【Validate later】を選択し、実際の乗車時に打刻しました。復路で急遽トラムに乗ることになった場合にもすでに切符が手元にあれば楽ちん。
スマホアプリなどネット購入
ウィーン市交通局のオンラインショップでも購入可能です。
Wiener Linien Online Shop - Startseite
また、スマホアプリもあります!【Wiener Linien】検索でヒットしますよ。
各券種や
24時間乗車券よりお得のこんな券種も!
(24時間チケット購入しても、一般的に午前中スタートなら24時間は不要かも?ってことでこの券種よさそう☆次回利用してみます~)
有効化する日にち・時刻の選択も可能のようですね。
今回のウィーンでは公共交通機関利用の機会が少なくて、必要に迫られなかったので普通に券売機で購入しましたが、次回はスマホで楽々購入を目指そうと思います!!
【追記】
2019年ウィーン旅行でアプリ利用してきました!
今回もそれほどトラムなど乗る機会はなかったものの、日に3度乗る予定のあった日にDay-Ticket(5.80ユーロ)を購入。
使用開始日(購入時に指定可能)の25時まで乗り放題のコレ便利だと思います~(もちろん使用開始が午後になるようなら、翌日午前中の行動次第では24時間チケットのほうがお得になるかもですが)。
乗り方(紙の乗車券の場合)
各駅には改札なるものがありません。日本のような自動改札機の類はないんですよね。入り口にバーのようなもの(人に対して横向きではなく縦向き)が設置されているだけ。
打刻機
改札のないその代わり(?)に、駅の入り口のバーの上にはこんなBOXがあります。
打刻機です。
自動改札ではないので【打刻】が重要な意味をもつことに。
1回乗車券はもちろんですが、○時間チケットなどの場合も【初回乗車時のみ】打刻します。
○時間チケットなどはその打刻からの計算となるため、実際の乗車時を証明するためにも打刻大事!ズルをしていなくとも、打刻がないと証明できませんよね?打刻し忘れには気をつけましょう~。
ってことで、改札もどきを通過時にはこの打刻機にチケットを挿入し、『ガチャ』とか何か手ごたえを感じたら打刻済み。すごくアナグロですが、こういう方式です。
恐らく地元の方たちは定期券のようなチケットを持っていて、つまりすでに打刻済みであるから、みなさん打刻せずにスルーしまくりなので流されそうになりますが、する必要がある場合は忘れないように!!
※わたしは遭遇しませんでしたが、車内を係りの方が巡回することもあるそうで、その際のチケットチェックで打刻がない場合はキセル容疑?で罰金となることもあるようですので気をつけましょう!
そしてチケットの紛失にも用心しましょう~。
※トラムの打刻機は、車内にあります
手動ドア
トラムや地下鉄の乗車口であるドアは、自動ではなく手動だったりします。
- ドアに付いている丸い大きなボタンを押すとドアが開く(閉まるのは自動)
- ドアに取っ手がついているものは、取っ手をもち横スライドして開ける(閉まるのは…自動だったかな???自信がありませんが…)
Vienna City Card~乗り放題チケット+各種特典の付いている観光用カード
打刻打刻と連呼しましたが、数日ウィーン観光をされるのであれば乗り放題チケットを購入することでそういった煩わしさからは解放されますよね(わたしはあまりにも利用予定がなさそうだったのでその都度1回乗車券にしましたが…)。
その交通機関の24・48・72時間など乗り放題チケットに各種特典(210にも及ぶ特典や割引)の付いた観光用カードも存在します。
それがVienna City Cardで、交通機関の乗り放題の時間の部分が選択可能で、それにより価格も変わってきます。
公式サイト Vienna City Card
赤と白との2種類あり、白のほうがより特典は多いのですが一般的なのは赤いほうのようです。
赤いほうのVienna City Cardで
24時間乗り放題付き | 17ユーロ |
48時間乗り放題付き | 25ユーロ |
72時間乗り放題付き | 29ユーロ |
ちなみに前述した乗車券のみのケースだと
24時間乗り放題チケット 8ユーロ 48時間乗り放題チケット 14.10ユーロ 72時間乗り放題チケット 17.10ユーロ
という価格設定なので、VIenna City Cardではない乗車券のみの乗り放題金額とを照らし合わせ、購入の是非の判断をするってところでしょうか…。
購入は公式サイトやウィーン空港含む各観光案内所・ホテルなど。市をあげて推しているので(たぶん)いたる所で目にするだろうとは思います。
今回わたしはVienna City Cardの利用はしなかったものの、アプリだけはいれてみたので特典内容もチェックしてみましたよ。
ほーんの一部ですが、こんな具合です。
※ちなみに、公共交通機関の乗り放題ではなく、専用観光バスのみの乗り放題付きのViennaPassというカードも別途あります。こちらは施設の割引ではなく、指定施設無料なので一見お得?
わたしの予定ではお高くついてしまいそうだったのと、観光バスということでルート大回り・時刻も頻繁ではいことから時間短縮を考えるとスルーしましたが、ご参考までにー。
https://www.viennapass.com/vienna-attractions/
ウィーン国際空港からウィーン市街地への移動手段
最後に、空港からの移動について。
空港から市街地までの距離は19km。そう離れてはいないのでタクシーやバスなどであってもさほど時間はかかりませんね。嬉しい♪
主な移動方法としては以下となります。
Sバーン~オーストリア連邦鉄道ÖBBの列車
ウィーン・ミッテ駅まで24分。30分に1本走っていて運賃は4.4ユーロ(だったのですが、現在もしかしたら4.8ユーロかもしれません)。
ただこちらはあくまでも普通列車。よって大きな荷物の場合置き場所に困ってしまう…なんてこともあるかもしれません。
または、滞在先などの関係でウィーン中央駅(Wien Hauptbahnhof)を目指すことがOKならば、ÖBBの特急列車Railjetが利用できるので、綺麗で速くて安くて(Sバーンと同額)快適に移動できそうですよ。
どちらの切符もÖBB券売機で購入できるのはもちろんですが、アプリでの購入も可能。
Home - ÖBB
CAT~シティ・エアポート・トレイン
ウィーン・ミッテ駅までノンストップ。所要時間16分。30分間隔で運行。
片道 12ユーロ/往復購入で21ユーロ(30日間有効)
オンライン予約なら11ユーロにもなるようです。
www.cityairporttrain.com
また、14歳以下のお子さんは無料です!!
復路で空港へ向かう場合、ウィーン・ミッテ駅にてウィーン空港のフライトチェックインも可能とのこと!
空港ではCAT推し全開でした笑。
SバーンなどÖBBは赤色・CATはグリーンと色分けがハッキリされているので、券売機などもわかりやすいと思います。
【追記】
2019年、ミッテ駅でのフライトチェックイン利用してきました♪もう便利すぎて!
CATのチケットの提示を求められる…という口コミを見ていましたが、わたしは確認されず。でも、本来CATの付加サービスのようなものと捉えるとCAT利用者に限定されるものだろうなあと思います。
リムジンバス
電車系2本はウィーン・ミッテ駅まで行きますが、目的地がそちらでは不便な場合、以下が行き先のリムジンバスという選択肢もあります。
- Westbahnhof(ウィーン西駅)
- Schwedenplatz・Morzinplatzの2駅(旧市街の川寄り)
- ドナウセンター
宿泊先など目的地が↑に近い場合はリムジンバスもお得!
所要時間は西駅・ドナウセンター行きがおよそ40分前後、他は20分程度で、運賃は8ユーロ(往復13ユーロ)。
Viennaairport - Bus connections
タクシー(今回コレ利用)
宿泊先がそこそこしっかりしたホテルの場合、ゴロゴロとスーツケースを引きながらチェックインしたくない…ってことはないですか?笑(庶民の見栄ですかねえ…?
そんな庶民なわたしは、タクシーでホテル入りしたいなあと、でもウィーン市内着後の各駅からだと近距離すぎちゃうかなあってことで、それならば!と空港からタクシーという結論に。
で、そのタクシーですが空港のタクシー乗り場から利用する場合、大体60ユーロだと口コミなどで見ていました。
そこでわたしはメーター走行ではない、空港内にカウンターのある定額制の空港タクシーを利用。
結果からいうと、宿泊先のリッツ・カールトンまで35ユーロと言われたのでこちらに決めました☆(実際は機内でご一緒した方とあいのりさせていただくことになり、二人で2カ所ということで42ユーロとなりましたが、どちらにしてもお得♪)
空港タクシーの窓口は、到着口を出ると左方面にカウンターがあり(3社?4社?ほど並んでいました)、今回は適当に目が合った会社に決めましたが、おそらく各社金額に差はないのでは?と思います。
カウンターで行き先を告げ金額を聞き、支払をし(クレジットカード可)、担当運転手さんがカウンターにやってきて荷物を運んでくれつつ駐車場まで一緒に移動、そして乗り込む。-といった具合でした。
※タクシーもそうですが、定額タクシーであってもチップはお渡ししました
復路のウィーン市内~空港までも同時にお願いすることも出来たのですが(帰りはいいの?って訊かれた笑)、Twitterでおしえていただいたオーストリア航空のサービスである【red cab】をすでに予約していたので片道だけに。
red cabがとっても気に入ったので推したいとこなのですが、現在サイトが見つからず…。問い合わせもしてみましたが、現在はそのようなサービスはないらしく。また事情が明らかになれば追記したいと思います!
【追記】
2019年にCATを利用した上でわたしの復路(市街地-空港間)の移動としては
- タクシー(定額タイプやUber含む)
- タクシーでミッテまで行き、そこからCAT
くらいしかやっぱり無理だなあと思いました笑。
大きな重い荷物(87Lのスーツケース。帰りは特に荷物重くなってるし!)を持って地下鉄や列車はわたしには無理ですーーー。ヘタレですみません!
ウィーン・ミッテや他の主要駅の位置関係
ところで、記事中に出てきたウィーン・ミッテ駅 Wien Mitte の位置はこちらです。
U3・U4線の地下鉄の駅Landstrabe(地下鉄になると駅名が変わるけど、ミッテ駅と立地は一緒)もあるのでその後の移動もスムーズ☆
またウィーン・ミッテ駅を含めその他空港からの行き先としての市内主要駅の位置関係はこんな感じです。
※City Airport Train - non-stop airport transfer to Vienna!より
Hauptbahnhofがウィーン中央駅、Westbahnhofが西駅です!
ウィーン・ミッテ駅とウィーン中央駅との間違いがよくあるようなのですが、ミッテはドイツ語で中央という意味があるとしてもそこはスルーして、中央駅やセントラルなどと言われたらそれはWien Hauptbahnhofのこととなります!
ちょっと以下の記事にも書いていますのでよろしければー。
ウィーン旅行記事まとめ
ということでウィーン大好きといいつつまだたった1度しか訪れたことはありませんが、わたしにしては珍しくウィーンに関しては記事を書きあげたので(笑)来年のウィーン行きも今年の鮮明な記憶とともに、ウィーン慣れしているかのような錯覚と共に伺えそうです☆
ーと、一応書き終えた【2018年ウィーン旅行】についての記事は以下となります。
音楽鑑賞が一番の目的でもあったのでその他の観光が駆け足すぎるのですが…。といいつつ貴重な観光デーの内丸1日をヴァッハウ渓谷・メルクに費やしてしまいましたが、ウィーン滞在が数日あるならばこちらに足を延ばすのは本当におススメ♪
そして来年は今年よりも1日滞在を増やせそうなので、また新しい記事がお届けできればなあと思います。
また覗いていただけたら嬉しいです☆
moonbow5.hatenablog.com
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2019年も行ってきました!